愛猫家の皆様、こんにちは。猫ちゃん、可愛いですよね。
可愛い猫ちゃんと暮らしていると、こんな想いが芽生えてくるのではないでしょうか?
「もう1匹迎えたらもっと幸せだろうなぁ…」「猫ちゃん同士のじゃれあいを見て癒されたい…」「猫ちゃんも仲間がいたほうが寂しくないのかなぁ…」などなど。
わかります。
かくいうおーちゃん家も現在は3匹の猫ちゃんに囲まれてはちゃめちゃに幸せを感じております。
しかし、猫ちゃんが増えるというのは幸せが増えると同時に、大変な面も増えます。
自身の経済的、生活面での負担も増えますし、猫ちゃん同士の出会わせ方を間違えると今後ずっと威嚇し合う仲に…なんてことも普通にありえます。
2匹目を迎える前にしっかりとリスクや注意点を理解してから、迎え入れるかどうかを考えましょう。
今回の記事では2匹目の猫ちゃんを迎える際の気をつけるポイントや大変な事、一番重要な初対面時のポイントについて紹介します!
2匹目の猫を迎えるタイミングの判断方法
去勢、避妊はマスト
まず、2匹目を迎える前に必ずやる事があります。
先住猫ちゃんの去勢、避妊です。
猫ちゃんは元来縄張り意識が強い動物なので、新入りの猫ちゃんをすぐに気に入ることは基本ありません。しかし去勢、避妊をすることによってホルモンが減少し、比較的大人しくなってくれます。
おーちゃん家のはなびも元々は、走り回った挙句に壁に激突して、いつもかさぶたを作るようなわんぱく猫ちゃんでした。
でも去勢してからは、落ち着きのある紳士な猫ちゃんになってくれました(遊ぶ時は今でも元気いっぱいです!)
避妊、去勢をしておくことで初対面時のハードルがかなり下がります!
先住猫との年齢差も重要なポイント
実は2匹目の猫ちゃんを迎える際、仲良くなりやすい年齢差というのが研究の結果判明しているそうです。
組み合わせは色々ありますが、その中でも特に「老猫と子猫」「成猫の未去勢オス同士」はうまくいかないと言われています。
老猫はもう静かに暮らしたいので子猫の元気パワーがストレスになってしまいますし、未去勢のオス同士なんてもう縄張り争い必至です。
逆に仲良くなれる組み合わせは、先住猫が成猫、新入りが子猫の場合だと言われています。
しっかり猫ちゃんごとの性格を理解して、相性の良い猫ちゃんを迎えましょう。
ちなみにおーちゃん家では先住猫のはなびが3歳のオスの成猫、他の子はみんな生後半年未満の子猫のオスでしたが、すぐに仲良くなってくれました。
飼い主の生活スタイルや環境も考えよう
猫は縄張り意識が比較的強いですし、運動も好きな子が多いです。そのため、手狭な家で複数匹迎えてしまうと、猫ちゃんがストレスを感じてしまうかもしれません。
おーちゃん家では新入りの子にはケージを一つ用意して、先住猫と成猫のどちらも落ち着けるよう、安全地帯を確保しました。
迎え入れた最初の頃は同じ空間に長くいるとストレスを感じてしまいますし、じゃれあっていてもヒートアップして喧嘩に発展してしまうことも珍しくありません。
そんな時に物理的に距離を取れるケージや、複数の部屋がないとねこちゃんが非常にストレスを感じてしまいます。
実際に喧嘩になった時にケージがなくて飼い主も不在だと、最悪の場合猫ちゃんが怪我をしてしまう可能性があります。
まずはケージが置けるか?置けない場合、常に猫ちゃんを見守れる人間と、物理的に距離を取れるように部屋は複数あるか?それらをクリアしてから、2匹目を検討しましょう。
2匹目の猫と仲良くなってもらうには?
仲良くなるまでの基本的な流れ
お互いの存在を認識させる
いきなり対面させるとお互いにびっくりしてしまいますし、先住猫が縄張りを守るために威嚇してしまうこともあります。
まずは匂いのついたおもちゃや布などで匂いを確認してもらい、「僕の他にも猫がいる!」ということを認識してもらいましょう。
お互いが安全な状態で対面させる
認識させたら次はケージ越し、もしくは部屋を分けて扉を少しだけ開けた状態で対面してもらいます。
すこしずつお互いに慣れてもらうのが目的ですが、この状態でも猫ちゃんのどちらか、もしくは両方が威嚇してしまう可能性があります。
威嚇が止まらないうちは先のステップに進めないので、まずはこの状態で慣れてもらうことを目指しましょう!
ちなみにおーちゃん家は猫の数だけ↓のケージを設置していました。
今まで3種類ほど購入しましたが今の所一番良いです。
RAKU 猫ケージ 大型 折りたたみ キャットケージ ドア付き ワイド扉 多頭飼い 脱走防止
少しずつ触れ合ってもらう
上記の状態で慣れてきたら、いよいよ会ってもらいます。
実際に触れ合ってみてどちらかが脅えていたり、強めに威嚇してしまう場合は再度距離を取りましょう。
このように少しずつ気を許しあってもらい、最終的にお互いに体を舐めあったり、一緒にいてストレスを感じないようになったらクリアです。
初対面は超!慎重に
猫同士の対面は、初めが1番肝心です。
もしも初対面時に強い恐怖を感じてしまったり、触れ合わせ方を間違えて激しい喧嘩をさせてしまうと、今後ずっと仲良くなれない可能性がかなり高まります。
飼い主が最大限気を遣ってあげましょう。
猫同士の性格をしっかり確認しておこう
そもそも猫ちゃん同士の性格が全然違う場合、どれだけ頑張っても仲良くなるのが難しい場合があります。
迎え入れる前に、本当に上手くやっていけそうか?性格的に喧嘩が多発しやすそうな組み合わせではないか?をよく考えてから決めましょう。
ちなみにおーちゃん家は、先住猫のはなびが寂しがり屋なのか警戒心がないのかわかりませんが、2日目くらいには体を舐め合うほど仲良しになっていました笑(それでも1週間弱は基本的にケージ内で過ごしてもらっていました)
同じ部屋での猫同士の生活
環境を整えれば同じ部屋でも大丈夫
上の方にも書きましたが、なにより大切なのは「縄張りを侵されないか」「安全な場所があるか」の2つです。
この2点さえクリア出来れば、同じ部屋で暮らしたり、部屋が1つしか無かったとしても問題ないと言えます。
たとえ部屋が少々手狭でも、運動不足はキャットタワーなどで対策できます。
※ストレスの原因になるので、トイレは最低でも1匹に1つは置きましょう。
縄張りは尊重してあげよう
仲良くなれば縄張りは共有という認識になるので問題ないですが、それでもお気に入りの場所、安全な場所というのは猫ちゃんごとにある可能性があります。
ケージの中や狭い隙間など、他の猫に入られてストレスを感じている様子があれば、対策してあげる必要があります。
ケージなしでの2匹目の猫の飼い方
基本的にケージは必要
前提として、何か病気が見つかった時や噛み合わせが悪くて大喧嘩してしまった時、安心出来る場所が確保できない間取りの時など、猫ちゃん同士を離す必要があるタイミングは暮らしてみると意外と多いです。普段はケージをしまっていたとしても、いざという時に用意出来る空間は確保しておく必要があります。
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隔離が難しい場合の対処法
正直、隔離することが難しいのであれば複数匹を迎え入れるのはおすすめ出来ません。
猫ちゃん同士ストレスが溜まってしまいますし、それをケアするための飼い主の負担も少なくありません。
それでも複数迎えることになった場合、いざと言う時に隔離できるように「預けられるように家族や友人にお願いしておく」「安心して依頼できるペットホテルを見つけておく」など、不幸な結末を迎えないように対策を考えておきましょう。
2匹目の猫の飼い方での失敗例とその対策
よくある失敗例とその原因
よくある失敗例としては「新入り猫のケージ、トイレを用意していない」「年齢差や性別の組み合わせを考慮せずに受け入れた」「複数迎える事のリスクや大変さを深く考えずに飼い始めた」などがあります。どれも飼い主がしっかり準備する事で回避できるので、気を付けましょう。
失敗を避けるための前もっての準備
まず、道具の準備や空間の確保などは必ず行いましょう。
その上で最も重要なのは猫ちゃん同士の相性です。
トライアルなどの迎える前の実際の対面が難しい場合は、「普段どんな生活なのか」「どんな性格なのか」をしっかり聞き、先住猫と上手くやっていけそうかどうかをよーく考えて判断しましょう。
必ず先住猫を最優先に
新しく迎える子は多くの場合、まだ幼い子です。
子猫ちゃんは可愛いですし、新鮮な気持ちで接してしまう気持ちはよくわかります。
しかし先住猫ちゃんをほったらかしにしてしまうととてもストレスに感じますし、そのストレスを新入り猫ちゃんにぶつけてしまうこともあります。
結果的に仲良くなるのが遅れたり、険悪な関係になってしまうのを避けるためにも、先住猫ちゃんは必ず最優先に、常に愛情満点で接してあげましょう!
おわりに
2匹目の猫を迎えた生活はとても楽しく、毎日が癒し満点になります!
その一方で考えること、気にかけるポイント、経済的な負担は1匹だけの時よりも格段に増えます。
猫ちゃん同士が仲良くなるまでには大変なこともあるかとも思いますが、それを乗り越えた後は幸せな毎日が待っています!
めんどくさがらず、しっかり注意点や大変なポイントを押さえた上で、素敵な猫ライフを送りましょう!
ではでは。
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